中国EC「独身の日」セール/大手2社で5兆円超販売/越境ECの国別売上で日本首位

アリババグループは1682億元(約2兆8700億円)を売り上げた

 中国でEC市場が最も盛り上がる11月11日の「独身の日」では、アリババグループと京東グループの大手2社のECモールだけで5兆円以上の流通総額を上げた。アリババグループの越境ECにおける国別売り上げでは、日本が1位となった。越境ECの商品別売り上げランキングでは、国内メーカーのおむつが上位にランクイン。今年も日本製品が強みを発揮した結果となった。


■ユニクロは全体6位
 中国において1が四つ並ぶ11月11日は、「独身の日」と呼ばれ、昔から独身者向けのイベントなどが盛んだった。中国EC最大手のアリババグループは09年、「独身の日」にセールを開始、年々流通総額を高めている。
 アリババグループは今年、11月11日の1日間で前年同日比39・3%増の1682億元(約2兆8700億円)を売り上げた。セール開始から3分1秒で、流通総額は100億元を突破。昨年の6分58秒を上回り、最速記録となった。
 ピーク時における1秒当たりの取引件数は32万5000万件になり、1秒当たりの決済回数は25万6000回となった。
 セール開始から10分間で、4306万件の物流オーダーを処理した。セール開始から12分18秒で、最初に注文した商品を顧客のもとに配達したという。
 今年は「新小売」をテーマに、オムニチャネル施策を強化。アリババグループが展開しているリアルのスーパーと連動した販売企画などを強化したという。
 国内・越境ECを含めたブランド別のランキングでは、中国のスマホメーカーや、ナイキ・アディダスなどのグローバルなスポーツブランドの中に、日本のブランドも食い込んだ。昨年4位だったユニクロは6位に入り、台湾企業の傘下に入ったシャープは7位に名を連ねた。

■日本のおむつが上位

 アリババグループの越境ECにおける国別売り上げランキングでは昨年同様、日本が1位となった。2位以下は米国、オーストラリア、ドイツ、韓国と続いた。

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月16日号で)

日本は越境ECで1位

アリババグループは商業施設などでイベントを開催し「独身の日」を盛り上げた

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ