CCTV/日中の越境EC参入/国営テレビ局が日本商品拡販

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 中国最大の国営テレビ局・中国中央電視台(CCTV、本社中国北京市、聶辰席局長)は9月30日、日本製品を中国向けに販売する越境ECに本格参入した。動画を交えて日本の銘品を中国の消費者に販売する。出品商品の中から選別し、中国の国営放送で紹介する可能性もあるという。日本企業にとっては中国向け越境ECの新たな販路となる。
 CCTVは中国の国営テレビ局の中でも最大手であり、9億人の視聴者を抱えている。同社はテレビ局ならではの動画を活用したECモール「CCTVモール」を運営している。同モールにおいて韓国製品を扱う「韓国館」に次いで、日本製品を扱う「日本館」を開設した。
 開始時にはミキハウスの商品などを販売している。今後、品質の高い日本製品や伝統工芸品などギフト商品を中心にそろえる予定だ。
(続きは、「日本ネット経済新聞」10月5日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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