コアフォース/LINE@配信開始/顧客のLTV情報と連携

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 CRMシステムによるEC支援を手掛けるコアフォース(本社東京都、小村富士夫社長、(電)03―6432―4915)は7月中旬、提供するCRMシステム「LTV―Lab(ラボ)」にLINE@配信のオプションを搭載した。顧客のLTV情報と連携して、LINEでの配信を可能にし、LINEによるABスプリットランやLINEによる引き上げ、カゴ離脱フォローをできるようにした。
 「LTV―Lab」は従来、メールでの配信が中心だった。クライアントがLINE@を契約すると、LINEでの配信が可能になる。
 特徴はLINEでの配信が適切か、メールでの配信が適切か、を自動的に判断しオートメーションでシナリオストーリーが回る。
 また、「LTV―Lab」は、多店舗展開しているネットショップにも人気がある。
 「楽天市場」「ヤフーショッピング」「ワウマ」といったECモールのデータやリアル店舗データを「LTV―ラボ」に取り込んで、一元管理しているネットショップの事例は多い。多モールにわたる顧客データを独自のノウハウで名寄せを可能にし、企業の顧客一元管理・数値分析に多く利用され、現在約500店で稼働している。
 LINE@配信を可能にすることで「メールでできることは全てLINEでもできるようになる。よりお客さまが望む配信を可能にすることで、高い反応率が期待できる」(野口学夫取締役)と言う。
 今後は、メールやLINEでの配信にとどまらず、DMの自動送付やプッシュアプリ配信などの機能を搭載予定。マーケティングオートメーションのツールとして充実させていく計画だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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