セブン&アイHD/オムニ戦略見直しか/鈴木取締役の退任が明らかに

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鈴木取締役は「オムニ7」を立ち上げた人物

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)はこのほど、鈴木康弘取締役の退任を明らかにした。12月30日付で退くという。井阪隆一社長は10月、記者会見においてオムニチャネル(オムニ)戦略の見直しに言及していたが、オムニ事業を立ち上げた鈴木取締役が退任することで戦略の転換はほぼ決定的とみられる。
 鈴木取締役は前会長で名誉顧問の鈴木敏文氏の次男。14年にはグループのネット事業を統括するセブン&アイ・ネットメディアの代表取締役社長に就任し、オムニ戦略のかじ取り役を担っていた。
 鈴木前会長の退任後は、セブン&アイ・ネットメディアの代表取締役社長を退任。セブン&アイHDの取締役には身を置いていたが、オムニチャネル顧客情報所管となっていた。
 井阪社長はECサイト「omni(オムニ)7」に顧客を集中させる戦略から、グループ各社のネットとリアルを連携させる戦略に転換する方針を明らかにしていた。
 現在、オムニ施策の成果は思うように出ていない。体制変更が進むことにより、状況が改善するかに注目が集まる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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