家電を中心とした総合ECサイト「プレモア」を運営しているMOA(モア、本社東京都、金南亨社長)はこのほど、16年におけるオリジナル液晶テレビの売り上げが10億円を突破する見込みであることを明らかにした。製品のラインアップを拡充したことで前年の売り上げを大きく上回っている。
プライベートブランド(PB=自主企画)商品の液晶テレビ「maxzen(マクスゼン)」は、32インチのテレビを実勢価格2万5800円で販売。低価格ながら国産で高性能であることが口コミで広がり、購入者が増加している。
当初は単身者をターゲットにして19~32インチの小型サイズを展開していた。昨年12月に40インチ、今年6月に50インチの大型サイズを発売。ラインアップを増やしたことで、ファミリー層からの注文が増えた。
現在、液晶テレビは19~50インチの5サイズを展開している。
来年には4Kテレビの発売を予定している。価格は未定だが、「家電業界最安値で販売できるよう検討している」(営業本部・猪熊慎也課長)と話す。
「マクスゼン」の17年における売上高は、20億円を見込んでいる。
MOA/テレビの売上10億円/ラインアップ拡充が増収寄与
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