ソフトウエア開発のjig.jp(ジグドットジェイピー、本社東京都、福野泰介社長)は6月28日、漫画やアニメのキャラクターグッズに特化したCCのフリマアプリ「オタマート」の利用者向けに、ファミリーマートの店舗から商品を発送できるサービスの提供を開始した。配送サービスを強化することにより、利用促進を図る。
「オタマート」は、ヤマト運輸の投函サービス「ネコポス」と連携しており、ヤマト運輸の直営店からの発送にはすでに対応していた。今回、全国のファミリーマート1万1500店からも発送できるようにした。
配送できる荷物のサイズは角形A4サイズ以内で、厚さは2.5センチメートル以下、重さは1キログラム以下。配送料金は全国一律210円(税込)と「ネコポス」よりも割安に設定している。
出品者が商品を販売すると、「オタマート」がアプリ上でQRコードを提供する。出品者は商品をファミリーマートに持ち込み、QRコードを店頭端末「Famiポート」で読み込むと、落札者の情報が印字された送り状を出力。送り状を荷物に貼り付け、そのままファミリーマートの店舗から発送できる仕組み。
ジグドットジェイピーは今後も配送窓口の拡大を目指す。ヤマト運輸と連携して、住所や氏名などの個人情報を開示せずに配送できる「匿名配送サービス」の提供も予定している。
ジグドットジェイピー/ファミマで発送受付/フリマアプリの利用促進
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