楽天/中国越境ECサイトに旗艦店/出店者から日本製品を仕入れて販売

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
「カラオケドットコム」内の「楽天市場」の旗艦店

「カラオケドットコム」内の「楽天市場」の旗艦店

 楽天は6月15日、中国の大手インターネットサービス企業、NetEase(ネットイース、本社中国杭州市)の子会社で越境ECサイト「Kaola.com(カオラドットコム)」を運営するHQG(エイチ・キュー・ジー、本社中国杭州市)と提携し、「カオラドットコム」に「楽天市場」の旗艦店を出店した。中国で需要が見込まれる日本製品を楽天が出店者から仕入れ、「カオラドットコム」で販売する仕組みとしている。
 「カオラドットコム」は15年1月に開設し、日本、韓国、米国、オーストラリア、欧州などの数百社が商品を販売している。親会社のネットイースはポータルサイトを運営しており、ユーザー数は8億人超に達している。
 「カオラドットコム」の「楽天市場」の旗艦店開設時は、「楽天市場」でも売れ筋のボタニカルシャンプー、酵素、スムージーなど、美容・健康関連商品を中心に販売。「楽天市場」の旗艦店でありながら、日本製品を紹介するサイトとしても機能させていく。このため、「楽天市場」の出店者から仕入れた商品以外にも、もともと「カオラドットコム」で販売していた日本製品も掲載している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ