寿スピリッツ16年3月期/新規獲得縮小し通販事業は減収に

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 菓子販売会社など16社を統括する純粋持ち株会社の寿スピリッツの16年3月期連結業績における通販売上高は前期比5・3%減の23億100万円となった。減収の要因については「利益確保を進めるため、コストダウンを図り、新規顧客獲得に向けた施策を縮小させたため」(経営企画部)と説明している。通販事業の利益については「非公表」(同)としている。
 寿スピリッツの通販事業は、菓子のECサイト「ルタオ」を運営するケイシイシイ(本社北海道、吉田直哉社長)を中心に寿製菓(本社鳥取県、城内正行社長)、但馬寿(本社兵庫県、山内博次社長)、シュクレイ(本社東京都、河越誠剛社長)などで構成している。ケイシイシイの16年3月期における通販売上高は前期比7・7%減の20億5700万円だった。

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