エニグモ16年1月期/個人輸入サイト「バイマ」/流通額は18%増広告費11億円かけ会員獲得

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タレントの梨花や小嶋陽菜らを起用したテレビCMを全国で放送

タレントの梨花や小嶋陽菜らを起用したテレビCMを全国で放送

 個人輸入サイト「バイマ」は、125カ国に点在する約7万6000人の出品者が、世界中のアパレル製品を日本人向けに販売しているショッピングプラットフォーム。
 当期は「バイマ」の中長期的な成長基盤を構築するため、戦略的な投資と事業の整理を行った。
 タレントを起用したテレビCMや交通広告、ウェブプロモーションを展開したほか、10月には英語版「バイマ」を開始して本格的に海外へ進出した。
 広告宣伝費のほか、会員へのポイント還元などによる「販売促進費」も約1億円を計上。広告費と販促費の合計額は同約7・7倍の12億3200万円と大幅に増えている。
 積極的なプロモーション施策により「バイマ」の利用者数拡大に成功した。当期の新規会員登録者は前期比約1・4倍の78万8350人。累計会員数は期末時点で300万人を突破し、年1回以上買い物をした「アクティブ会員」も同23・1%増の63万415人に増えた。
 「バイマ」の認知度調査を独自に実施した結果、全年代では前年比15・0ポイント増の40・0%に上昇。メーンターゲットである20~34歳の女性の認知度は56・7%に達したという。

(続きは日本ネット経済新聞3月24日号で)

バイマの表

バイマの表

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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