ロコンド/楽天と資本・業務提携/海外顧客の開拓狙う

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靴と衣料品のネット通販を手掛けるロコンド(本社東京都、田中裕輔社長)は2月10日、楽天と資本・業務提携を結んだと発表した。ロコンドの発行済み株式の約5%を楽天が取得した。取得価額は約1億円とみられる。
 ロコンドは、楽天の海外販売サービス「楽天グローバル」を利用して海外戦略を進めていく。年内に韓国、台湾、中国向けに販売を開始する。今後2~3年で東南アジア向けにも販売する計画だ。楽天の知名度を生かし海外の顧客を開拓する。
 同社は15年8月から「楽天市場」内にECサイト「ロコモール楽天店」を開設している。
 ロコンドの15年2月期通販売上高は75億円(前期比40・0%増)で、16年2月期は100億円(同33・3%増)を見込んでいる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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