健康食品の”完コピ品(完全コピー品)”が流通するトラブルが相次いでいる。富士フイルムヘルスケアラボラトリーズや大塚製薬、ビタブリッドジャパンなど、複数の大手メーカーが3月以降、サイト上などで消費者に向けて、模倣品の購入に関する注意を呼び掛けている。本紙が取材を進めたところ、完コピ品の多くが、中国で不正に製造され、中国出品者によって日本のフリマサイトやアマゾンなどのECプラットフォームに出品されていることが分かった。模倣品対策に詳しい日本貿易振興機構(JETRO)では、健康食品の模倣品対策として、「模倣品の出品事業者のアカウント停止を、ECプラットフォームに対して要請する」方法を推奨している。ただ、ECプラットフォームが動けないケースもあるという。不正出品者が後を絶たないことから、いたちごっこになる懸念もありそうだ。
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【健康食品の”完コピ品”問題】フリマサイトで被害拡大/中国系出品者が大半、対策はいたちごっこ(2023年5月18日号)
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