キリンビール/18年に会員数5倍へ/成長の要は”クラフトビール〟

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酒類や飲料のネット通販を手掛けるキリンビールはこのほど、ネット通販事業を強化する方針であることを明らかにした。目標としては、同社が運営する酒類や飲料を扱うECサイト「DRINX(ドリンクス)」の会員数を、18年までに5倍に成長させることを掲げている。
 キリンビールでは、今後のEC事業拡大の要は、「クラフトビール(※)事業にある」(コーポレートコミュニケーション部)とにらんでいる。同社では、今春からクラフトビール事業を本格化させた。クラフトビールブランド「スプリングバレーブルワリー(SVB)」の販売に注力している。
 SVBは、首都圏2カ所にある直営の飲食店か、自社ECサイト「DRINX」でしか販売しない。4月からは6カ月連続で、新商品を投入した。これまでの販売数量については「非公表」(同)としているが、「順調には推移している」(同)と言う。
 同社ではリアルとネットの販売網を生かしSVBファンの獲得を狙う。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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