【発信力を購買に！　インフルエンサーのＥＣ】　ヒカル、てんちむ、はなおでんがん、すみしょうもＤ２Ｃ展開 （2022年2月10日号）

　インフルエンサーによるＥＣ（Ｄ２Ｃ）が加速している。ユーチューバーのヒカルが２１年９月に発売したスキンケアブランド「ＲｅＺＡＲＤ　ｂｅａｕｔｙ」は、発売開始から４時間で１万セットを販売。初日だけで定期顧客６０００人を獲得した。てんちむが２０年１２月に立ち上げたアクセサリーブランドは４日間で１億円を売り上げたという。２人組ユーチューバーの、はなおでんがんは２１年１１月にメガネのＥＣを開始。化粧品研究系ユーチューバーのすみしょうも、３月に化粧品のＤ２Ｃの展開を開始する。インフルエンサーの古川優香、かす、宇野実彩子、石田一帆なども続々とＤ２Ｃに参入している。インフルエンサーのＥＣというと、本人のユーチューブなどでの発信力に依存しがち。より幅広い層に訴求し成功をつかめるかは、「本人が紹介しなくても成立するブランド」を作れるかにかかっているといえそうだ。

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