日本郵便/置き配の実証実験/アマゾンジャパンと実施

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置き配された荷物は配達員が届けた状態をスマホで撮影する

 日本郵便(本社東京都、横山邦男社長、(電)03―3477―0111)は11月18日、指定場所配達(置き配)の実証実験を行うと発表した。アマゾンジャパンと協力して11月18~24日、広島・廿日市(はつかいち)市内で実施する。置き配の利用率や顧客の反応など、置き配の可能性を探る。
 アマゾンに商品を注文した顧客に対し、商品配達時に置き配の選択肢を用意。置き配を希望した顧客への配達時に指定場所に届ける。配達員は届けた商品の状態をスマホに撮影。顧客はアマゾンを通じて、置き配されたか確認できる仕組み。置き配を希望しない顧客には対面で配達する。
 置き配の指定場所は、(1)玄関前(2)宅配ボックス(3)ガスメーターボックス(4)自転車かご(5)車庫(6)建物内受付(管理人室)の6種類を用意。「ゆうパック」のサイズ内であればサイズの規制はない。
 廿日市郵便局の配達区域の人口は約7万6000人、世帯数は約約3万3000世帯。同市内を対象としたのは、「住宅地かつ比較的再配達率が高い地域ということで、アマゾンとどの地域で実施できるか調整した結果、廿日市市内にした」(郵便物流業務統括部)と説明する。
 日本郵便はすでに置き配を実施している。配達場所は玄関前に設置された収納容器への配達と、収納容器を必要としない玄関前となっている。
 アマゾンと実証実験を手掛けるのは、アマゾンがすでに置き配を実施しており、販売業者としてそれなりの荷量が見込めることから、実験の協力を打診した。実験ではアマゾンが実施している置き配のオペレーションを採用。置き配の実現性やセキュリティーへの対応などを試行して探る。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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