【訪販化粧品の健康食品】 年代別ニーズを商品開発に反映で成果

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 訪販化粧品企業では、市場を分析し、年代別のニーズを健康食品の開発に反映することにより成果を上げる企業が出てきている。ポーラでは、健康食品で美白を訴求し、ニーズをとらえた。20〜30代には短期間で美白をケアするドリンクタイプがヒット。継続しやすいタブレットタイプは40〜50代の高齢層に受け入れられている。エイボン・プロダクツは、アクティブシニア層が多いエイボンメンバーに向けて、エイジングケアと美容の両方を意識した商品を次々と打ち出し成果を上げている。両社とも、着実な売り上げの増加につながっているという。販売員と顧客の両方で高齢化が進む訪販化粧品業界では、各社とも、エイジングケアを意識した健康食品の展開を強化している。開発した商品がヒットするかどうかには、顧客のニーズを正確に反映した商品開発ができているかどうかや、販売員の心をつかむ商品教育ができているかどうかが、大きく影響しているようだ。

(続きは、「日本流通産業新聞」3月29日号で)


■掲載企業
・ポーラ
・エイボンプロダクツ

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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