【ドッグフード通販】 「人用原料で製造」がトレンドに 500万個のヒット商品も(2021年10月14日号)

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 近年、ドッグフード通販の業界では、「人が食べられる原料」を使用した「ヒューマングレード」の商品が売り上げを伸ばしているようだ。こうしたドッグフードは、安全性の高さに特徴があり、従来のドッグフードの安全性に不安を感じていた消費者の心をつかんでいる。近年、「ペットの家族化」が進む中、犬の食事に気をつかう人も増えているようだ。マーケティングパートナーや帝塚山ハウンドカムは、工場の新設や移転により、生産効率を大幅に向上させた。今後のさらなる需要拡大を見越した施策のようだ。人が食べる銘柄鶏を原料にしたドッグフードを販売するトリゼンダイニングは、事業開始から3年で、ドッグフード通販の売上高が3億円に到達した。フレッシュドッグフードのサブスクを展開するPETOKOTO(ペトコト)は、販売開始から1年半だが、商品製造数はすでに500万個を超えたとしている。急拡大を見せるドッグフード通販市場について、各社の動向をまとめた。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月14日号で)

■掲載記事
・マーケティングパートナー/人用食品レベルの新施設で事業拡大へ/新センター開設、8月から本格稼働
・PETOKOTO(ペトコト)/1年半で500万個製造/フレッシュフードのサブスク
・トリゼンダイニング/「水たき専門店」のドッグフード/3年で3億円のヒット
・帝塚山ハウンドカム/添加物なしのドッグフード販売/新工場で事業拡大へ
・城北SP/記念品販売から新規参入/お試しパックが好評
・KOGOスーパードッグス/「手作りフード」がトレンド/ごはんセミナーでECに誘引
・Mt Flat(エムティーフラット)/少量パックで品質確保/フード診断で適切な商品提供
・〈記者の目〉 「高い」けど「続ける」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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