【酒蔵の化粧品通販】 日本酒化粧品市場は競争激化、独自戦略に活路(2021年6月24日号)

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 コロナ禍で日本酒の販売が停滞する中、日本酒成分を配合した化粧品の販売に力を注ぐ酒造会社が増えている。新規参入も増加しているようだ。そのため、市場は競合の多いレッドオーシャンと化しており、新規顧客の獲得に苦戦するケースも少なくない。そんな中、各社は独自の施策を打ち出し、局面の打開を図っている。白瀧酒造では、商品種類や販売チャネルを戦略的に縮小させている。選択と集中が奏功し、同社の直近の1年間の化粧品ECの売上高は、前年同期間比20%増になったという。白鶴酒造や日本盛などは、ダイレクトメールによる訴求に注力し、成果を挙げている。比較的早期に化粧品事業に参入した、老舗の酒蔵の、最新の通販事情を紹介する。

(続きは、「日本流通産業新聞」6月24日号で)

■掲載記事
・日本盛/こだわりDMでCRM/発行部数は毎月8万部
・白鶴酒造/リピーターが約半数/DMで月商が前月比5倍に
・白瀧酒造/EC売上高20%増/戦略的に商品やEC販路を縮小
・〈注目素材「熟成酒粕エキス」「コメ発酵液SHONAIBIJIN」〉高研/日本酒関連2素材の提案強化へ
・田嶋酒造/サイト刷新後、売り上げ3倍に/自社でサイトを更新できるように
・勇心酒造/20年で売上6倍に/薬用有効成分も開発
・高清水化粧品/自社ECサイトを新設/SNSフォロワーは1万人超

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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