【訪販商材〈住宅向け訪販商材〉大豊G&N〈太陽光の火災防止機器「住宅用PVセーフシステム」〉/火災の原因「直流アーク」を早期検出

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住宅用太陽光パネルの火災防止機器「住宅用PVセーフシステム」

住宅用太陽光パネルの火災防止機器「住宅用PVセーフシステム」

 産業用電気機器の販売を行う大豊G&N(本社東京都、森本茂義社長、(電)03―6451―4458)は、住宅用太陽光パネルの火災防止機器「住宅用PVセーフシステム」を販売している。
 太陽光発電における、火災発生の主な原因とされている直流アーク(直流回路の断線や、コネクターの緩みなどで発生する放電現象)に着目した商品。直流アークは、一度発生すると持続してしまい、直流アークの発生カ所の温度は数千度に達し、結果的に火災に至ってしまうのだという。同社の製品は、火災が発生する流れの中で、直流アークを早期に検出し、処理することで火災の発生を未然に防ぐことができる。管理は遠隔監視で行うことができるため、管理者が都度確認する手間などは不要だという。
 同商品を販売するにあたり、国立研究開発法人の産業技術総合研究所において商品テストを実施し、検証をし続けているという。
 取り付けは、新規・既設に関わらず設置が可能。工事は、太陽光発電の配線途中に機器を設置するのみだという。すでに、米国では屋上などに設置されている太陽光発電に、直流アークの保護装置の設置が義務付けられているという。
 同社は、住宅用PVセーフシステムのほかに、産業用の太陽光発電所で使用できるPVブースタ(M)の販売も行っている。発電量の低下を防ぐため、経年劣化や温度勾配、汚れ、陰、雲などにより生じる発電量のバラツキを改善。発電量を5%以上向上させることも可能だという。

直流アーク検出遮断装置

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