バイオフィリア/新たに食品工場と提携/拠点新設で製造量3倍見込む(2021年10月21日号)

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西日本の拠点としてタカ商と提携

西日本の拠点としてタカ商と提携

 ペット関連事業を行うバイオフィリア(本社東京都、岩橋洸太社長)はこのほど、長野県の食品総合卸売商社であるタカ商と提携したことを発表した。西日本における新たな拠点工場として活用するという。食品工場との提携は、宮城県のマルヒ食品に続き、2カ所目となる。新拠点では10月から製造を開始、11月から西日本を中心とした地域への商品配送が開始されるという。
 同社では、手作りドッグフード「ココグルメ」を19年6月から販売している。21年6月期は販売食数が400%増になるなど、順調に増加していることから、提携工場を増やしたという。新拠点での製造により、22年10月には製造量が従来の3倍になる見通しだとしている。
 「一つ目の拠点を提携するときは、『食品工場でドッグフードを作るなんてありえない』という声が多く、提携先を探すのに、非常に苦労したと聞いていたが、今回の提携は比較的早く決まった。『食品工場でのドッグフード製造』が一般的になりつつあるのかもしれない」(広報 松村昴氏)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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