東京都/景表法違反は398件/ネット業者に改善指示、指導

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東京都は7月29日、14年度(14年4月~15年3月)の景品表示法違反の調査結果を公表した。14年度は398件の不当表示を確認し、336事業者に対して改善指示、または指導を行ったという。
 都は09年度からネット上の広告・表示を監視する事業を実施している。14年度は2万4000件の広告・表示を調査。違反内容としては、「優良誤認のおそれ」が256件、「有利誤認のおそれ」が270件、「過大な景品類の提供のおそれ」が7件あったという。
 14年度の不当表示の傾向としては、健康食品や化粧品、美容健康関連器具の誇大な効能効果をうたう表示が多かったとしている。
 13年度は、443件の不当表示を確認し、375事業者に改善指示、または指導を行っていた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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