〈大地を守る会 らでぃっしゅぼーや〉 第1四半期は減収決算に/コロナ禍前比では増収(2021年9月2日号)

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 オイシックス・ラ・大地は、グループ傘下の大地を守る会と、らでぃっしゅぼーやの21年4―6月期(第1四半期)業績を公表した。
 大地を守る会の売上高は、前年同期比9%減の33億1000万円、営業利益は同8%減の6億6000万円だった。定期会員数は、同3.0%増の4万5196人。
 会員1人当たりの月間購入金額は前年同期よりも15.0%低い2万3025円だった。新サービス「まるごはん」で新規会員獲得のターゲットを絞った。気軽に始めてもらうための3日間コースを新設したり、調理工程などを見直すなど、サービスの改良を進めた。単価についても、当初の計画を上回る水準となり、コロナ禍前(19年3月期)を11%増加した。
 らでぃっしゅぼーやの売上高は、同8%減の43億3000万円、営業利益は同35%減の5億8000万円となった。定期会員数は同5.0%増の6万5320人、会員1人当たりの月間購入金額は13.0%減の2万188円だった。
 新サービス「ふぞろいらでぃっしゅ」は、メディア露出が拡大して会員数が2500人増えたほか、月間で約4000万円を売り上げるなど好調だという。単価についても、コロナ禍前と比べ11%増加しており、当初計画を上回った。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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