消費者庁/公式LINEアカウント開設/「健康食品」「ネット通販」など注意喚起(2021年8月19日号)

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「消費者庁 若者ナビ!」を開設

「消費者庁 若者ナビ!」を開設

 消費者庁は8月4日、消費者庁のLINE公式アカウント「消費者庁 若者ナビ!」を開設した。LINEのタイムライン上で友だち登録した消費者に対して、「ネット通販」「健康食品」など、トラブルが多い分野について注意喚起を行う。
 「消費者庁 若者ナビ!」は、スマホのカメラで専用のQRコードを読み取ることで、友達登録ができる。QRコードは、消費者庁のHPやツイッター、全国の消費生活センターの窓口などに設置されているという。
 友達登録すると、LINEのタイムライン上に「知ってほしいこと」のタブが表示される。
 その中から、「もっと知ってほしいこと」を選択すると、「健康食品」や「美容・脱毛エステ」「ネット通販・フリマアプリ」など、トラブルになりやすい具体的な分野について、知ることができる。
 「健康食品」の項目では、「健康食品って効果あるの?」「広告を信じても大丈夫?」などの質問が用意されている。質問の回答を開くと、「健康食品はあくまで食品である」「体験談によって効果を暗示している可能性がある」といったことなどが説明される。
 「ネット通販」の項目では例えば、実際のトラブル事例として、「1回だけのつもりが定期購入になっていた」というケースを紹介している。閲覧者には、購入する際に最終確認画面をスクリーンショットしておくことなどを薦めている。
 成年年齢引き下げに関する項目も用意されており、「いつから変わるのか」「何が変わるのか」などから選択して、法改正の情報を知ることができる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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