消費者庁/景表法違反で課徴金1億円/葬儀会社のウェブ表示で(2021年7月8日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
追加料金がかからないかのように表示していた

追加料金がかからないかのように表示していた

 消費者庁は7月2日、葬儀サービスをネット販売するユニクエスト(本社大阪府、重野心平社長)に対し、景表法違反に基づく課徴金納付命令を行った。22年2月3日までに1億180万円の納付を命じた。
 消費者庁は18年12月にも、ユニクエストに景表法の有利誤認で措置命令を行っていた。
 対象となったのは「小さな火葬式」「小さな一日葬」「小さな家族葬」 「小さなお別れ葬」「100名までのお葬式」と称する葬儀サービス。
 自社ウェブサイトで「追加料金一切不要のお葬式」などと表記し、あたかも、葬儀サービスの役務の提供に当たって必要な物品または役務を追加・変更する場合に、記載された価格以外の追加料金が発生しないかのように表示していた。
 ユニクエストは「18年に景表法違反の指摘を受けた段階で真摯に受け止め、ウェブサイトの修正を行った」とコメントしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ