シャルレ/社長に林勝哉氏が復帰/奥平和良社長は退任(2021年5月20日号)

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 シャルレの代表取締役社長に、創業家出身の林勝哉氏が復帰する。5月13日開催の取締役会で、林氏の代表取締役の異動を内定、奥平和良社長は退任する。6月23日付。
 代表取締役社長に復帰することが内定した林氏は創業家出身で2000年4月に入社し、07年6月に社長に就任した。しかし翌08年12月、創業家が進めた経営陣による自社買収(MBO)にからみ、手続きの公正性を疑わせる行為があったとして職務を解任されている。
 社長に選定した理由について同社は、「グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現できる、代表取締役社長の後継者を育成できていないことを踏まえ、当社の経営の経験があり事業に精通している林氏が候補に挙がった」と説明。
 林氏のコンプライアンスやコーポレート・ガバナンスに対する意識が、当時と比べて大きく改善されていることを確認したと強調している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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