神明HD、愛知県で宅配開始/ショクブンのミールキットを販売

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 コメ卸最大手の神明ホールディングス(HD)は4月から、MIKAWAYA21(本社東京都、青木慶哉社長)と組んで、愛知県内でシニア向けの食品宅配事業を開始した。神明HD子会社のショクブンのミールキットなども宅配する。初年度売上高が10億円、25年3月期に10倍となる売上高100億円を目指す。
 MIKAWAYA21が手掛けるシニアのあらゆる困りごとの手伝いをする「まごころサポート」で「食の提供」の強化を目指す。「おいしい食事がしたい」というシニアのニーズに応えるため、食の分野における商品やサービスの共同開発、提供に取り組む。今後は、神明が取り扱う青果や水産物などの商品の販売も行う。
 神明HDは3月に、MIKAWAYA21と資本業務提携契約を締結すると同時に、ショクブンを子会社化。MIKAWAYA21は、新聞販売店や介護事業者など地域に密着した企業と連携し、「まごころサポート」サービスを展開している。全国約60社をフランチャイズ(FC)化し、買い物代行や電球交換、家具の移動、庭の草むしり、家の中の掃除、パソコンやスマホの設定などを手掛ける。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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