新日本エネックス 21年1月期/売上が約2倍の20億超/離職率の低下と増員が奏効

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 太陽光発電や蓄電池を訪問販売する新日本エネックス(本社福岡県、西口昌宏社長)の21年1月期の売上高が、前期実績の約2倍となる20億円を超えたことが分かった。組織の意識付けを競争から、共存へと変えたことが奏功した。
 モチベーションの維持と組織作りに注力してきた。モチベーションは、コロナ禍によって生じた不安を面談を通して解決。西口社長を中心に、従業員一人一人と向き合ってきた。「従業員が抱えている不安はそれぞれ違っていた。こういう時世だからこそ、社員としっかりと向き合った。結果的に、私自身も大きく成長できた」(西口社長)と話す。
 現在、離職率は、1割にも満たない状態にまで改善。営業の人数も常時増やしているが、退職者が少ない一方で、営業担当者が成長してきたことで、数字につながる結果になった。
 会社組織も、

(続きは、「日本流通産業新聞」2月11日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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