シャルレ 20年4―6月期/前年同期比20.8%減/外出自粛に伴う活動低下などが影響

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 シャルレの20年4―6月期(第1四半期)における売上高は、外出自粛に伴うビジネスメンバーの活動の低下などが影響し、前年同期比20.8%減の26億6200万円だった。
 主力の衣料品類では、数量限定商品として、独自設計のカップ付きインナーである「シャルレBLトップ(タンクトップ)」を発売、縫い目やテープなどを使用しないインナーであるハーフトップ、カップ付きタンクトップ、ショーツを相次いで発売した。しかし、既存定番商品の売り上げが減少したことから、「インナーウエア類」全体の売上高は前年を大幅に下回り、衣料品類全体の売上高は同23.9%減の19億9600万円だった。
 化粧品類では、ヘアケアの「シャルエーゼ」ブランドで、シャンプーなどのヘアケア商品を組み合わせたセット商品を数量限定で発売。販売は好調だったが、既存定番商品の売り上げが低調に推移したため、「化粧品類」の売上高は同17.3%減の3億8600万円だった。
 健康食品類では、機能性表示食品「びわの葉入り まるごと発酵茶」の販売状況が好調に推移。また、「輝く太陽のモリンガ青汁」が貢献し、健康食品類全体の売上高は同5.1%増の2億600万円だった。
 営業施策では、営業拠点を8支店体制から2拠点に統合。また、ビジネスプログラムについて、ビジネス参画の条件や昇格条件を緩和するなど見直した。インセンティブ制度は、ボーナス制度の設計変更や新たなボーナス制度の導入などを実施した。しかし、コロナ禍でビジネスメンバーの稼働率は大幅に低下。そのため、緊急の活動支援対策として、ボーナス制度の上乗せやサンプルの無償提供などを順次行ったという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ