シャンソン化粧品／こども病院に７０万円寄付／５月２０日に贈呈式開催

　化粧品のサロン販売を手掛けるシャンソン化粧品（本社静岡県、川村卓史社長）は５月２０日、静岡市内にある小児医療施設「静岡県立こども病院」に、アルコール配合のハンドクリーナーと７０万円の寄付を行った。同日、同病院で寄付の贈呈式が開催された。
　シャンソン化粧品が寄付を行ったのは、同社が運営する女子バスケットチーム「シャンソンＶ―ＭＡＧＩＣ（ブイマジック）」と同病院の交流がきっかけ。病院の子供たちと選手の触れ合いイベントが、新型コロナウイルスの影響で開催できなくなったのだという。シャンソン化粧品は、子供たちと医療関係者を支援する目的で、寄付を行ったとしている。
　病院に寄付されたハンドクリーナーは、シャンソン化粧品のエステサロンの清掃にも使われている製品。パッションフルーツの種子から抽出したオイルなどを配合している。寄付金の７０万円は、シャンソン化粧品が２０年１月に開催した「ＳＤＧｓ推進ＴＧＣしずおか２０２０ｂｙＴＯＫＹＯ　ＧＩＲＬＳ　ＣＯＬＬＥＣＴＩＯＮ」の収益金の一部だとしている。
　シャンソン化粧品の川村社長は、「寄付を行った病院は、難しい症例の患者なども多く受け入れている病院だ。アルコール製剤が入手困難な状況下で、役立ててほしい」と話している。