プレミアムウォーター/催事のデモに新ツール/ARで水サーバーの試し置き開始

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ARでウォーターサーバーを設置した様子

ARでウォーターサーバーを設置した様子

 水宅配業界最大手のプレミアムウォーター(本社東京都、金本彰彦社長)は3月23日、顧客が自宅でウォーターサーバーの試し置きを行えるAR(拡張現実)サービスの提供を開始した。商業施設の催事での水宅配契約の提案の際に、顧客に利用してもらうことを想定している。自宅にウォーターサーバーを設置することをリアルにイメージしてもらうことができるとしている。
 プレミアムウォーターによると、水宅配業界でARのサービスを提供するのは同社が初めてだという。
 スマホで専用サイトにアクセスし、「ARを体験する」をタップすると、ARサービス「PREMIUM AR(プレミアム エーアール)」を利用できる。スマホカメラを床や壁に向けると、スマホの画面上に3Dのウォーターサーバーが出現する。顧客は自宅の好きな場所でアプリを使い、ウォーターサーバーを設置したイメージを確かめることができるとしている。
 「プレミアムAR」は、アプリのダウンロードが不要。3月23日時点では、iPhoneやiPadといったiOS搭載端末のみ対応しており、Android端末には対応していない。
 「水宅配の契約の際に、お客さまから『スペースの問題で自宅におけるか分からない』と言われるという課題がこれまであったが、解決することができた。お客さまは十分に検討してから契約できるので、解約率の低下にもつながる」(プレミアムウォーターホールディングス 広報)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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