【2019年訪販健康食品 売上高調査】 実質成長率3.3%マイナスに/88社の合計売上高は3479億円

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 本紙はこのほど、訪販・ネットワークビジネス企業を対象に、2019年における健康食品の売上高調査を実施した。アンケートの回答や、本紙取材で得た情報などを基に、88社をランキング形式で掲載。88社の売上高の合計は3479億300万円だった。前年調査と比較した33社について実質成長率を見てみると、3.3%のマイナス成長だった。中小NB企業で2桁増収を記録する企業が複数あったが、大手企業の減収がマイナス成長のきっかけとなった。

■中小NBの会員育成が進む

 今回調査では、88社中13社が増収となった。年商10億円前後の中小ネットワークビジネス企業で、大幅な増収を記録した企業が多かった。
 44位のサンベールは、前年調査から33.4%成長し、19年9月期の健康食品の売上高は11億2000万円となった。サンベールは増収の要因について、「会社・リーダー・グループのそれぞれの協力体制が活発化している。40~50代のメンバーが増えており、主力のムコ多糖に頼らない機動的な売り方ができる人材が増えている」と話している。

(続きは、「日本流通産業新聞」3月26日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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