グリムス 第3四半期/売上高14.3%増/蓄電池の単体販売に注力

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 太陽光発電や蓄電池の催事販売を行うグリムスの19年4―12月期(第3四半期)におけるスマートハウスプロジェクト事業の売上高は、前年同期比14.3%増の30億700万円となった。太陽光パネルがすでに設置されている顧客に対し、蓄電池の単体販売に注力したことが増収の要因。
 同社は、催事販売による直販部隊と卸売、アライアンスによる販売の三つの入り口で蓄電池の販売している。卸売は、前年同期と比べ1200万円の減収となり、アライアンスによる販売は、同1億1500万円減収した。一方で、催事販売による直販の売上高は、同5億800万円の増収となり、売り上げをけん引した。
 催事販売が伸長している背景には、19年4月に入社した新卒者や中途入社を含め、20人を採用し、75人の営業体制にしたことで催事販売の開催数が増えたため、増収につながった。第3四半期における蓄電池の販売台数は、1200台前後と推測される。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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