ポーラ/”ダンスで美肌”訴求/新規顧客の接点と既存客フォローに

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「ビハダンス」は顧客とのコミュニケーションツールとして利用してもらうのが狙い

「ビハダンス」は顧客とのコミュニケーションツールとして利用してもらうのが狙い

 ポーラは2月4日、新体操の競技のメソッドを導入した、美肌を目指す体操「BI―HA―DANCE(ビハダンス)」を開発、発表した。ポーラは、「ビハダンス」を全国の販売員に顧客とのコミュニケーションツールとして利用してもらうのが狙い。新規顧客との接点にする狙いもあるとしている。同日開催された、「ビハダンス」の発表会では、元新体操日本代表の畠山愛理さんや、女子レスリングメダリストの浜口京子さんが、「ビハダンス」を披露した。
 「ビハダンス」は、新体操日本代表の「フェアリージャパンPOLA」元キャプテンの田中琴乃氏が開発した。田中氏が現役時代に効果を実感した動きの中から、基本となる立姿勢や体幹、腹筋、背筋、ふくらはぎのトレーニングにつながる動きを抽出。約20分間のトレーニングメニューとなっており、日々の生活の隙間時間に実践できる内容となっているという。
 ポーラの商品開発などを行うポーラ化成工業は、「ビハダンス」のヒト臨床試験において、シミの個数やシワの本数が有意に減少したといったデータを取得している。
 「ビハダンス」は、全国の販売員であるビューティーディレクター(BD)に先行して披露したところ、非常に人気が出ているという。「エステ店の朝礼や販売員研修で導入したい」という声も寄せられているという。ポーラの山口裕絵執行役員は「最近のお客さまの中には、運動と肌の状態の関係を気にする方が非常に多くなっている。BDが『ビハダンス』をやってみてお客さまに提案したり、ユーチューブに投稿したりして、お客さまとのコミュニケーションに使うことを想定している」と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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