日本トリム 19年4―9月期/整水器販売は6.4%増/連結売上高は2桁成長

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 電解水素水整水器の職域販売を展開する日本トリムの19年4―9月期(第2四半期)の売上高は、前年同期比6.4%増の77億6500万円、営業利益は同6.2%増の14億1400万円だった。健康経営を掲げる企業への一括導入が、引き続き進んだとしている。医療関連事業などを含む連結売上高は同10.0%増の86億9300万円だった。
 増収増益の要因となっている「健康経営企業」への一括導入」は、企業のオフィスに電解水整水器を導入してもらい、従業員に体感してもらった後で、個人への導入を提案する。19年9月末時点で、企業に設置した電解水素水整水器は、1055カ所1598台。そこから実際に従業員が購入した台数は、1860台としている。
 日本トリムによると、19年8月から9月にかけて、整水器の販売効率が前年同時期の約2倍に向上したとしている。販売効率の大幅な向上について、「期末の販促キャンペーンがうまくはまった」(森澤紳勝社長)と話している。消費税率の引き上げについては、「整水器のカートリッジなどでは若干の影響はあったが、ほとんど影響はなかった」(同)と言う。
 日本トリムの電解水素水整水器を利用する顧客は9月末時点で約85万件。整水器にセットするカートリッジの売り上げも前年同期比11.0%増の24億4700万円万円で推移しているとしている。顧客数300万件を目指すとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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