M3/ヒト幹細胞市場に参入/月間3000個販売を想定

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 マイタケサプリを商材にネットワークビジネスを展開するM3(エムスリー、本社東京都、西山啓道社長)は11月、ヒト幹細胞培養液配合の美容液を、大型商材として投入する。ヒト幹細胞培養液とウマプラセンタをミックスしてフリーズドライにした商品。全国11カ所でプレゼンテーションしたところ、美容効果が高いと評判になっているという。同社では、月間3000個販売することを想定している。
 ヒト幹細胞培養液配合の美容液「Miracell(ミラセル)」は、フリーズドライで固形にした美容液を、専用の溶解液で液体にして使用する。溶解液には、植物の根や茎に含まれる成分「フィトンチッド」を使用している。
 商品のテストとして、同社の会員7人にモニターになってもらったところ、7人全員に目元のシワの改善効果が見られたのだとしている。商品の効果について全国でプレゼンしたこともあり、発売前から商品に対する期待感が高まっているのだという。
 「ミラセル」は、1個当たり税別1万8000円。1カ月に2個使用することを想定している。10月27日に開催するコンベンションで先行発売を行い、11月1日から正式発売する予定だ。「20年3月期の業績に好影響を与える商品になる」(西山社長)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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