富士山の銘水/UCCと専用サーバー開発/3年で5万台の販売を計画

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一体型サーバーを発表する富士山の銘水の小鹿大輔取締役とUCC上島珈琲の大内和夫取締役

 「フレシャス」ブランドでワンウェイの水宅配事業を運営する富士山の銘水(本社山梨県、粟井英朗社長)は9月13日、ドリップコーヒーの抽出システムを一体化した、専用のウォーターサーバーを発表した。サーバーはUCCと共同開発した。富士山の銘水の天然水を使って、UCCの独自の技術で抽出したコーヒーが飲めるサーバーだという。UCCが持つオフィス向けの販路の開拓も視野に入れている。3年間で5万台の販売を目指すとしている。
 新ウォーターサーバー「FRECIOUS Slat+cafe(フレシャス スラットプラスカフェ)」には、UCCが独自に開発した、プロのコーヒーのハンドドリップの味わいを楽しめる一杯抽出システム「DRIPPOD(ドリップポッド)」を採用したとしている。コーヒー以外にも、緑茶や紅茶も楽しめるという。
 新ウォーターサーバーは、レンタルと販売の両方で提供する。購入プランの場合は税別6万円。レンタルの場合は月額税別1200円となっている。月々配送される水の代金が別途発生する。
 富士山の銘水では、新ウォーターサーバーにより、自宅で天然水を使ったコーヒーを”時短”で味わいたいという、共働きのファミリー層の需要を捉える狙いがある。20年1月以降は、UCCのコーヒー抽出マシン「ドリップポッドマシン」を利用しているオフィス向けに、BtoBの展開も行っていく予定があるという。
 富士山の銘水の宅配水をすでに利用している既存顧客向けには、使用中のウォーターサーバーと新ウォーターサーバーの切り替え・交換も提案する。
 水宅配企業とコーヒーメーカーの提携は進んでいる。18年10月には、ツーウェイの水宅配大手のアクアクララ(本社東京都)と日本ネスレ(本社兵庫県)が業務提携を発表。ウォーターサーバーとコーヒー抽出マシンとの一体型サーバーの展開を開始していた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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