ワタミ/施設向けの営業を開始/販売員の歩合に上乗せ

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 ワタミは、デイサービスを手掛ける高齢者向け施設や病院への冷凍・冷蔵弁当の提案を始めた。このほど、ホームページ内に専用サイトを開設。冷蔵弁当は、一般消費者に商品を届ける販売員「まごころスタッフ」が配送を担い、食数に応じて歩合給を上乗せする。
 販売する商品は、一般消費者向けと同じもので、「まごころ手鞠」や「まごころ御膳」など4種類の冷蔵弁当と、「いつでも三菜」「いつでも五菜」の冷凍品、「やわらかおかず」「ムース食」の介護食を取り扱う。
 冷凍品は1納品当たり20食から利用できる。冷凍弁当のみ宅配業者が届ける。
 デイサービス業者を中心にこれまでも問い合わせがあり、社内体制を整えることで本格的な営業を始めた。専門チームを設けて2~3人を配置した。
 初回注文はウェブサイトで受け付け、契約は本社が担う。冷蔵品は、地域を担当する販売員が届ける。その際、販売員が次回の注文を取ることで継続的な利用につなげる。食数に応じて販売員の歩合給を上乗せし収入アップにつなげることで定着率向上に生かす。
 各施設にダイレクトメールの送付を始めており、関心のある施設に積極的に提案していく考えだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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