サニックス 19年4-6月期/1.1%の減収も/訪販部門は好調に推移

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 白アリ駆除の訪問販売を行うサニックスの19年4―6月期(第1四半期)の売上高は前年同期比1.1%減の116億300万円だった。太陽光発電事業を行う「SE部門」と、電力の販売事業を行う「エネルギー部門」の売り上げが減少したことが減収の要因となった。両部門ともに、法人向けの営業だ。
 一方で、戸建て住宅向けに白アリ駆除などの訪販を行う「HS部門」の売上高は前年同期比8.7%増の29億4800万円と好調に推移している。
 HS部門では、営業マンや施工の人数を増やしたことが、売り上げの伸長につながったという。19年6月末の部門全体の人数は、前年同時期比で80人以上増加し、650人超となった。施工員よりも営業マンの方を若干多く増やしたのだという。
 ビルやマンション向けに防錆機器取付施工などを行う「ES部門」の売上高は、前年同期比17.4%増の4億8700万円だった。防錆機器取付施工だけでなく、給排水設備の補修工事の受注なども増え、増収となったという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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