日本エコシステム/セット販売率向上が寄与/蓄電池販売は千台超え

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 太陽光発電の催事販売を行う日本エコシステム(本社東京都、竹山雅之社長)の19年3月期中に販売した蓄電池の販売総数は前期比189件増の1081件だった。
 太陽光パネルと蓄電池のセット販売率が向上した結果、販売台数が伸びたのだという。「売電単価が下がっていることは顧客も理解している。売電よりも自家消費を選ぶ顧客が多くなっている」(コンシューマ営業企画室長・吉武大輔氏)と話す。具体的なセット率については開示していない。
 同社は、全国7拠点で営業展開を行っている。中でも、関東エリアでの販売が伸びているのだという。仙台や大阪のエリアも販売が伸長している。中途採用を中心に営業マンを増やすなど、営業の強化にも注力しているという。
 18年10月に自社で運営している太陽光の情報サイト「省エネドットコム」をリニューアルして以降、サイトへの問い合わせが増えているのだという。見積に関する問い合わせが一番多いとしている。「相見積もりの依頼も多く、そうしたきっかけから当社が受注するケースも少なくない」(事業推進部・種帰さやか課長)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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