クリルオイル研究会/SRで「機能性」初受理報告/クリルオイル由来EPA・DHAで

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第6回研究会に参集した会員ら

 健康機能が注目を集めている油脂「クリルオイル(オキアミ油)」に関する研究成果を討議するクリルオイル研究会(事務局東京都、矢澤一良会長)は7月2日、第6回研究会を開催した。健康食品OEMの三生医薬(本社東京都)は講演で、同社がまとめた研究レビュー(SR)に基づき、クリルオイル由来EPA・DHAを関与成分とした機能性表示食品の届け出が、7月12日に受理されたことを報告した。
 三生医薬の黒野昌洋研究開発課課長は、「機能性表示食品としての『クリルオイル』」をテーマに講演した。届け出が受理された商品では、SRに基づき、「クリルオイル由来EPA・DHAには、靴下をはいたり脱いだりする時の膝に違和感を軽減する機能があることが報告されています」と表示できるようになったという。
 クリルオイル由来EPA・DHAを機能性関与成分とする機能性表示食品については、最終製品の臨床試験に基づく届け出が、すでに受理されていたが、SRに基づく届け出が受理されたのは今回が初めてだという。
 黒野課長は、高齢化社会の重要課題として、要介護に至る前の虚弱状態「フレイル」を指摘。要介護状態の人が、約456万人に上る現状を背景に、クリルオイルなどを含有するサプリメントの開発を通じて、フレイル対策を推進する方針であることを説明した。
 研究会には、三生医薬のほか、オリザ油化、甲陽ケミカルも登壇した。各社は、クリルオイルに関する自社の研究成果を発表した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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