エコスマイル　１９年７月期／１０％増収で着地／セット販売好調に

　オール電化や太陽光発電、リフォームなどの訪問販売を行うエコスマイル（本社千葉県、石川泰道社長）の１９年７月期の売上高は前期比１０％の増収になる見込みだという。太陽光発電システムのセット販売が伸長したことが増収の要因だとしている。
　同社は、太陽光パネルを軸に「太陽光パネルとオール電化」「太陽光パネルと蓄電池」「太陽光パネルとカーポート」のセット販売を、顧客のライフスタイルに合わせて提案し営業を行っている。３種類のセット販売の売上比率はほぼ同じで、それぞれ３割程度だという。
　太陽光パネルをまだつけていない新規顧客の開拓の営業展開を中心に行っている。「既存顧客への営業はしやすいが、それを継続していると会社全体の営業力が落ちてしまう。当社は新規営業に取り組むようにしている」（石川社長）と話す。
　営業トークの組み立て方については、それぞれの営業マンに任せている。「コミュニケーションを重視し、こちらが一方的にトークを展開していくのではなく、聞き手に回ることが重要だ」（同）と話す。１８年７月期の新規開拓数は４００軒超だったとし、１９年７月期も同様に４００軒は超える見通しだとしている。