日本トリム/電解水で医療費削減に/高知・須崎市の実証実験第2弾へ

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【月平均医療費の「日本トリム従業員」と「全国」の比較】

 日本トリムは早ければ今年中にも、同社の電解水素水整水器を使って行っている、高知県・須崎との実証実験「健康をキーワードとした地方創生事業」の規模を大幅に拡大する。一般家庭500世帯に整水器を導入してもらい、健康状態などをモニターすることを通して、電解水素水が医療費の削減につながることを実証していくという。電解水素水整水器を使って、地域住民の健康寿命を延ばす目的があるとしている。
 日本トリムと須崎市が、官民連携に関する共同事業の取り組みを開始したのは16年9月。電解水素水整水器を設置する世帯を募集し、電解水素水を利用している市民の健康状態の変化のデータを収集・分析するというものだった。
 17年には100世帯に電解水素水整水器を設置し、別の100世帯には別の浄水器を設置して、ダブルブラインドでメタボリックシンドロームの改善に関する効果検証を開始した。同実験のデータは今年中にも集まる予定だとしている。
 今後は、さらに300世帯のモニターの募集を開始する予定。すでにモニターしている世帯すべてに電解水素水整水器を設置する。早ければ年内にも、500世帯の須崎市の住民宅への電解水素水整水器の設置が完了する予定だという。22年までモニター試験を続け、血液データや健診データなどを収集していく予定だとしている。
 日本トリムではこのほど、17年度の日本トリム社員の一人当たりの月額平均医療費が7336円だったと発表した。全国健康保険協会が公表している全国の一人当たりの月額医療費の平均と比べると、39.0%少なかったのだという。須崎市としてはこうした事実に着目。日本トリムの整水器を地域住民に利用してもらうことで、住民の医療費の削減を実現したいと考えているのだとしている。
 日本トリムは、今回の実証実験事業を基に体調改善に関するエビデンスデータを集め、電解水素水整水器の企業導入の起爆剤にしたい考えだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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