シーボン 19年3月期/営業益55.9%減/広告展開強化も売上につながらず

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 シーボンの19年3月期の売上高は前期比1.5%減の123億7600万円だった。営業利益は前期比55.9%減の2億6300万円だった。首都圏の駅のデジタルサイネージ広告や電車広告などの広告展開を強化したが、売り上げに直接的につながらず、営業利益が前期を大幅に下回った。
 新規来店者数は前期比7.7%減の4万6574人だった。広告をきっかけに来店する顧客数は同27.5%増となったが、イベントや電話、顧客紹介による来店がそれぞれ減少した。
 月に1回以上の来店した顧客数は前期比0.9%減の45万814人だった。既存顧客の売り上げは同1.7%減の105億3300万円だった。
 20年3月期は引き続き、広告投資や設備投資を続けていくという。長期スパンで利益が確保できる体制を構築していくとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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