日天　１９年３月期／売上高８．１％増へ／蓄電池販売台数が倍増し

　リフォームや太陽光発電のテレアポ訪販を行う日天（本社神奈川県、高瀬和明社長）は、１９年３月期の売上高が前期比８.１％増の４０億円となる見込みであることを明らかにした。１９年３月期の蓄電池の販売台数は前期比２倍増の３００台に伸長、増収につながったとしている。
　蓄電池の営業は主に、太陽光パネルを設置した既存顧客に対して行っている。
　同社では、太陽光パネルを設置した既存顧客に対して、定期点検を実施している。顧客への継続的な取り組みの中から、蓄電池の購入につながるケースもあるという。
　同社では、フォーアールエナジー（本社神奈川県、牧野英治社長）が提供する「エネハンド蓄電池」のみを扱っている。同蓄電池の容量は１２キロワット。市販されている蓄電池の中でも大容量（１０キロワット以上）の部類だ。同蓄電池は、月々の電気料金が１万円前後の家庭のほぼ１日分の電力をまかなうことが可能だとしている。家族の人数構成が多い住宅向けに営業を強化していったという。

（続きは、「日本流通産業新聞」４月１８日・２５日合併号で）