【大手のブランディング戦略】 〈ポーラ 物流企画部〉部内の連携強化で共創実現/パート従業員に広い視野持たせる

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拠点間でミーティングを行う物流企画部

拠点間でミーティングを行う物流企画部

 ポーラは、販売員や営業所のスタッフばかりでなく、裏方の従業員にも、ブランディングの意識を強く持つように促している。ポーラが2月に開催した社内イベント「ポーラ ブランディングフォーラム」では、同社の商品物流を担う物流企画部が大賞を受賞した。商品のパッキングを行うパート従業員のモチベーションアップの施策を実施したことなどが評価されたようだ。「第一線と裏方がつながっていることを意識し、ポーラの掲げる『共創』を実現した」(青島正剛物流企画部部長)ことが、大賞受賞の要因だとしている。


■未来の売り上げを予測

 ポーラの物流企画部は、商品の調達から出荷までの”モノの流れ”全般を管理している。物流を担うだけでなく、過去の商品の物流の流れから、数カ月先の商品の売り上げを分析・予測。分析結果を各ブランドに共有するといった業務を行っているのだという。
(続きは、「日本流通産業新聞」4月4日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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