アッチェ/大阪大と水素の共同研究/研修制度「アッチェカレッジ」発表

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あいさつする南部景樹社長

 アッチェ(本社東京都、南部景樹社長)は4月1日、大阪大学と水素に関する共同研究を始める。大学との共同研究は、国立長岡技術科学大学に次いで2例目。自社開発の水素パウダーの生体内での働きというテーマで共同研究に取り組む。2月16日に都内で開催した「アッチェフォーラム2019」で南部景樹社長が明らかにした。フォーラムには全国から500人が参加した。
 南部社長は冒頭のあいさつで「今回シャンプーとトリートメントの発売にあたって、会員の皆さまからご意見をいただきながら開発することができた」と話した。また「4月1日から大阪大学大学院国立研究開発法人国立成育医療研究センターと共同研究をすることが決まった」と説明。「何年かかるか分からないが、当社は引き続き、アカデミックに真面目に製品化に向けて研究を続け、会員の皆さまに新しい世界を届けていきたい」と意気込みを話した。
 会員向けの研修プログラムとして「アッチェカレッジ」の強化策を発表した。成功している先輩会員のノウハウを知る機会を提供することがコンセプト。すでに18年9月から145人が受講しているという。ビジョンの共有やリストアップ、アポイントの獲得、動機付けなど声のかけ方や誘い方がわからない会員向けのプログラムとして実施している。
 講演会では、共同研究を手掛ける国立長岡技術科学大学の斎藤秀俊教授が登壇。斎藤教授は、これまで取得した特許に関する基礎的な知識について解説。「水素サプリは熟練の経験と安全な施設が必要だ。水素は注目が高いことから常に正しい情報をこうしたフォーラムで得てほしい」と話した。
 仙台白百合女子大学教授で、アッチェ顧問の佐々木裕子氏は「水素の新時代~次々と扉が開く~」をテーマに講演した。
 同大学の生徒に対して、ストレス耐性にどのような効果が期待できるかについて、水素サプリメントを一定期間摂取する実験を行った。その結果、身体や精神的なストレスをはじめとする抵抗力が高まることが分かったという。
 また、魚介類などから体内に取り込まれるアルミニウムや水銀、鉛、ニッケルといった成分を体外に排出するメカニズムについて説明。水素サプリメントを一定期間に摂取することで34~53%が排出されたことが分かったという。そのほか、尿酸値や血糖値の改善にもいい結果が出たことで、今後も研究を進めていく考えを示した。
 南部恵治会長は「当社は7年前まで仕入れ商品と扱ってきたが、現在は自社で製造して特許を取得している。今後も製品の精度を高めて来年、再来年には大きな飛躍を遂げていきたい」と話した。

全国から500人が参加した「アッチェフォーラム2019」の様子

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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