健康関連取引適正事業団/「安心のしおり」改訂版を作成/全国の行政機関に無償配布

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表紙のイラストを10年ぶりに変更した「2019年改訂版安心のしおり」

表紙のイラストを10年ぶりに変更した「2019年改訂版安心のしおり」

 健康関連取引適正事業団(事務局愛知県、赤堀真二理事長)はこのほど、「2019年改訂版安心のしおり」を作成した。
 会員企業の注文は12月中頃から開始し、19年1月から使用する。
 「安心のしおり」は、表紙のイラストを10年ぶりに変更。「健取団の事業活動35年以上」を強調したほか、健取団の発足・設立を明示し、「取引適正マーク」を強調した。
 そのほか、消費者満足度の向上推進や、消費者トラブル未然防止項目に「若年成人者契約」(23歳未満)を盛り込んだ。「健取団加盟会社の主な健康関連商品又は、環境関連商品・役務(役務)」項目の商材を見直し、会員限定の「健取団消費者相談室」の利用を強調する内容に刷新した。
 これまでは年数回に渡って会員に無償配布してきたが、今回から100部単位(20円×100部=2000円)で有料販売することに決めた。
 会員は従来通り、宣伝講習販売やイベント販売の新規契約者に対して定期的な配布を義務化。
 定期的に全国の主要な消費生活センターや関係機関に無償配布し、啓発コーナーに展示(無償配布)する。そのほか、全国主要消費生活センター内のACAP(消費者諸問題対応事業)啓発コーナー無償配布する。全国消費者行政や消費生活センター、全国警察本部の定期巡回の際に、健取団の啓発資料として活用する。


■新年総会を開催へ、非会員参加も可能に
 健康関連取引適正事業団は来年1月19日、名古屋市内で「新年総会(消費者諸問題研究会、会員相互扶助情報交換会、異業種交流懇親会)」を開催する。
 今回は、非会員の参加が可能にするという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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