宝ホールディングス/「経営資源の集中が目的」/健食事業を塩野義製薬に譲渡

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 宝ホールディングスは9月20日、19年1月1日付で、同社の連結子会社である宝ヘルスケア(本社京都府、榊原仁嗣社長)の全株式を、塩野義製薬の子会社で健康食品事業を展開するシオノギヘルスケアに譲渡すると発表した。宝ホールディングスでは、「株式の譲渡は、19年を最終年度とする『宝グループ中期経営計画2019』に基づき、経営資源の集中と成長する事業の選択が目的だ」(環境広報部)としている。
 株式の譲渡によって、宝ヘルスケアがシオノギヘルスケアに吸収合併されることになる。株式の譲渡に伴い、機能性食品素材の開発などを行う、連結子会社のタカラバイオ(本社滋賀県)の健康食品事業も、会社分割の方法により、シオノギヘルスケアに譲渡する。

(続きは、「日本流通産業新聞」9月27日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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