ナリス化粧品/年間2万人の販売員が利用/大阪市内に新研修センター開設

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 ナリス化粧品は10月1日、大阪・心斎橋に国内3拠点目となる販売員の研修センターを開設する。子育て層が多いことを考慮し、託児所機能付きの施設とした。アクセスが良い大阪市の中心部に研修センターを開設することで、研修センターの利用頻度を高めるのが狙いだ。売り方や商品知識だけでなく、エステやメーキャップなどの実技の研修も行える。19年3月までの半年で1万人、19年9月末までの1年間で2万人の販売員の研修を行うことを想定しているという。
 同社は現在、兵庫と東京で研修センターを運営している。東京の研修センターは、開設初年度に2万6000人以上が利用するなど、活発に利用されてきた。一方で、兵庫の研修センターについては、神戸・三宮の駅から電車で1時間程度かかってしまうなど、アクセスが不便だったという。
 同社が女性の学習に関する意識調査を行ったところ、「何かについての学習を始められない」「学習が続かない」理由として、「費用」「時間」「子供預けられないこと」などをあげる人が多かったという。

(続きは、「日本流通産業新聞」9月20日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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