京都きもの友禅/第1四半期は減収に/展示会販売は1.5%増に

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 京都きもの友禅の18年4—6月期(第1四半期)における和装関連事業の受注高は、「振袖」が不振で、前年同期比2.0%減の23億5500万円、営業損失は1億5900万円(前年同期は6100万円の営業利益)だった。
 「振袖」販売とレンタルは、来店者数の回復に向けて広告プロモーションを強化した結果、来店者数は増加したものの、成約率や平均単価が低下したため、受注高としては前年同期比8.6%減だった。
 また、既存顧客を対象とした「一般呉服」などの受注高については、新たな展示会企画を投入した効果もあり同1.5%増となった。
 利益面においては、粗利益率は前年同期と比べ0.4ポイント低下し、63.2%となった。販管費は、前期末で3店舗を閉店したこともあり人件費が減少したものの、減収により、対売上高比では8.4ポイント上昇した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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