コープデリ連合会/3生協、電気小売りに参入/「コープデリでんき」を9月に

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 関東信越の7地域生協が加盟するコープデリ連合会(本部埼玉県、土屋敏夫理事長)のいばらきコープ(本部茨城県)、とちぎコープ(本部栃木県)、コープぐんま(本部群馬県)の3生協が電気小売事業に参入する。サービス名称は「コープデリでんき」で9月から電力の供給を開始する。
 提供する二つのメニューのうち、「FIT電気メニュー」は、太陽光発電など再生可能エネルギーで発電されたFIT電気比率約80%の電気を地球クラブ(本社東京都、稲橋邦彦社長)の取次ぎとして供給するメニューだ。
 「ベーシック電気メニュー」は、FIT電気比率約35%の電力をエネサーブ(本社滋賀県、松尾昌明社長)から調達し、家計への貢献を重視した料金体系で供給する。
 再生可能エネルギーで発電する「FIT電気」は、コープデリグループの物流センターや宅配センターに設置した太陽光発電施設を活用。また、店舗の生ごみや森林の間伐材を活用したバイオマス発電は、コープデリ連合会が仕入れる農産物の生産者が設置している太陽光発電施設からの電力などを主な電源としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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